2015年5月6日水曜日

持込タイヤ交換 ( ミシュランタイヤの場合 ) まとめ

別サイトに掲載していたコンテンツを転記しました。
# タイトルにミシュランつけると違う意味にもなるんだなと。

タイヤ側面の赤丸や黄丸の刻印には意味がある。

・赤丸マーク
タイヤの一番出っ張っているところ。タイヤの骨格を形成しているのが「カーカスコード」でこれの継ぎ目がどうしても出っ張る。よってタイヤは必ずしも真円にはならない。
真円に近いことを「ユニフォミティが高い」と表現する。

・黄丸マーク
タイヤの最も軽いところ。

・ホイールの白丸マーク
ホイル中心部から計測して外径が1番短い位置。

・組み合わせ方
ホイールの白丸マークとタイヤの赤丸マーク合わせて組換える。または、タイヤの黄丸マークとホイールのバルブ位置を合わせる。
タイヤへの赤丸や黄丸の刻印は、国産メーカーにはあるものの、市場に流通しているミシュランタイヤには無い。なお同じミシュランでも自動車メーカー向けに出荷されるものは、刻印されているらしい。
# 写真はYOKOHAMA iceGUARD iG50です。黄丸マークとホイールのバルブ位置が合ってます。

ミシュランタイヤの場合、組換時の目安となる赤丸がないため、ホイールへの取り付け(組換)はカン(運?)でやるしかない?。その状態から計測して縦方向のブレを測定、組換えの位置(ポイント)を変え真円を出す。
赤丸(ユニフォミティマーク)は、日本の自動車メーカーが要求するものであり、グローバルスタンダードではないので、ミシュランには無いらしい。
# ピレリとかコンチにも無いんですかねぇ? 海外の自動車メーカーはどうやってタイヤ組付してんだろう?
ミシュランはユニフォミティが高いので無い説もあるが、今となっては国産タイヤも大差ないとの事だが、真相は。。。

結論:
ミシュランタイヤはユニフォミティマークがないから、ホイールとの組み付けががカンになる。精緻な組換えには、ホイールにタイヤを付けた状態で計測し調整する以外の方法はない。
ミシュランタイヤの組換えでユニフォミティマークが無い件については、村上タイヤさんから次の回答をいただきました。

--- 回答引用 ---
ミシュラン他ヨーロッパのタイヤメーカーのタイヤにはユニフォミティマークなないものが多いです。
これは基本的にタイヤのどの位置にホイルを組んでも大丈夫だということです。
--- 回答引用終わり ---
精緻なバランス取りを求める方は、ちゃんとした設備と技術を持ったタイヤ屋さんで購入した方が安心です。ただし法定速度で走る分には精緻なバランス取りが必要かと言えば、考え方次第です。ある速度域で路面とは違う振動を感じるのであれば、バランス取れてるか疑ってみましょう。

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